タイの話②
3日目の8月6日
バンコクといえばチャオプラヤ川が作った都市
水路を使っての市場が栄えていたことがあり、今でも観光名所として残っている水上マーケットがあります。
ということで、週末限定で開いているタリンチャン水上マーケットへ
やはりバンコク中心部、サイアムスクエア前からバスに乗ること40分。
色々な方のブログやガイドを見ると、下車場所の目印は「T字路」とのこと。
そんなの目印になるかーい、と思いながらバスに揺られていると、確かにT字路が、、
あわててピンポンを押しました。
問題のT字路。マーケットは背中側です。
下車して歩くこと30秒、屋根付きのマーケットに潜入しました。
これは水上でなく普通のマーケットでは?と思って歩いていると、ちゃんと水上要素も出て来ました。
しかし水上、と言うよりほとんど川べりにあるマーケットで、
船に乗ってお土産ものを物色したい方には他のマーケットをオススメします。
商品を眺めるだけで何も買わない観光客にも、ちゃんと笑いかけてくれます。
さすが微笑みの国、タイ。素敵です。
タリンチャンを出た後は、中華料理店のソンブーンシーフードへ
この店発祥の料理に、プーパッポンカリー(カニのカレー炒め)というものがあります。
昔テレビで、国際線のCAの方が「世界各国で食べた料理の中で一番おいしかった」と評していたのを見て、
いつか食べて見たいと夢見ていました。
カニを甲羅ごと、卵でやわらかく包んだもので、味付けも優しい甘さ。非常においしい!
スパイスは弱く、お腹よわい人にも安心です。
ただね、身を取り出すのに手が油まみれになります。カニだものね。。
どうやって食べるのが正しいんでしょう。。
でも1つ夢が叶ったので満足です。。
一緒に注文した「川エビの黒胡椒炒め」はピリ辛の味付けで、あまり食べられませんでした。
店員さん、
ノースパイシーって言ってたじゃん(T-T)
丁寧に接客して貰ったので、100バーツのチップを置いて行きました。
ソンブーンを出た後は、ROUTE66という若者が集まるクラブに潜入しましたが、言葉の壁とアゲアゲなノリに撃沈。。
ミュージックが大音量すぎてコミュニケーションが成立しないのです。
テンションの振り切れ方も、日本とは違います。
普通のバーでシンを飲みながら会話を楽しむ方が向いている様でした。
最終日の8月7日は11時の飛行機に乗るために素早く起床。
来た時の逆のルートで空港へ。
空港で時間があったのでレストランに入り、
そういえばパッタイを食べてないなぁと思い至り注文。
甘く味付けた弾力ある平麺に、ナッツとニラ、もやしがあえてあり、最後の南国の味を満喫しました。
そして搭乗したエアアジアも遅滞なく出発し、20時に成田空港に到着。
途中機内食を注文するも「品切れ」で何も食べられないトラブルがありましたが、快適な空の旅でした。
こうして3泊4日のタイ旅行を無事に終えて来ました。
総括
見て来たタイは、発展途上国のエネルギッシュさと、
南国特有の穏やかさとが混ざった不思議な国でした。
首都バンコクは、高層ビルや大型ショッピングセンターの並ぶ大都市で、
伊勢丹の様な高品質のデパートがあるかと思えば、
店員さんは客そっちのけでスマホに夢中になっていたり
また空港の検疫所の職員等もお喋りに没頭して仕事をしていなかったり、
せかせか働く日本と逆の生き方で、
欲望に忠実、と言うか
都市型スローライフ、とでも言えばいいのか
こういう社会はストレスなく暮らせるんだろうなと、考えたりしました。
また街中いたるところに設置された、去年10月に亡くなった故プーミポン前国王を悼む祭壇には、今でも手を合わせる人が散見され、
王宮にも暑い中、喪に服した参列者が沢山いて、
のんびりした空気の中でも、大切なことは忘れていない素敵な国でした。
以上、初タイ・初海外旅行の記録でした。
息が詰まったら、また55000円下ろしてタイに行って来ます。
機体から見下ろすチャオプラヤー川