潰瘍性大腸炎だけど海外旅行してきました
8月3日から3泊4日でタイのバンコクに旅行して来ました。
お茶屋は国内旅行は好きでしたが、海外への関心は薄く、
今まで一度も日本を出たことがなかったのですが、
半年ほど前から旅行好きの友達の話や旅系youtuberの動画を見聞きしているうちに、
言語の通じない・文化の違う環境に憧れを持つかようになりました。
ちなみによく見ている旅系youtuberは、ジョーブログさん。
https://m.youtube.com/playlist?list=PLdfjtOZHSuVvhg-h7SU_y5tHvtisAuFXE
最近はボクシング色が強いですが、南米縦断動画などは旅への意欲を駆り立てます。
しかしお茶屋はUC患者。強靭な胃腸を持つyoutuberとは違います。
ただでさえ頻繁に腹痛があるのに、異国で生活できるのか。。
しかし、現在よりも体調が悪くなる可能性は今後大いにあります。
今も毎日腹痛はありますが、一応(?)寛解状態。
現在トイレの回数は日に5回程度なので、絶対無理、というほどではないです。
つまり行くなら今がベストじゃないか、と思い、初めてパスポートを取得して旅立つに至りました。
今回はUC患者視点で、海外旅行に行くにあたり気をつけたことを記事にしてみたいと思います。
ちなみに同じく初海外の、高校時代から友人との2人旅です。
UC患者と、UCでないけどお腹弱めの2人旅にあたり、特に気をつけたことは4点です。
①屋台の食べ物に手を出さないこと
タイの街並みには多数の屋台が出ていて、美味しそうなパッタイやつくね(的なもの)が20バーツ(≒64円)程度から買うことが出来ます。
物価の安いタイではこれを3つも食べれば食事としては十分です。
歩いていると屋台からいい匂いが漂ってくるのですが、
タイの屋台では加熱が甘いことや長時間常温で放置することがあるため、衛生的によろしくありません。
お腹弱いチームの私たちでは当たればイチコロです。。
なので屋台では、冷たい飲み物と、明らかに十分加熱しているもの、沸騰してるもの、以外は手を出さない様に決めていました。
屋台の食べ歩きも楽しみ方の1つですが、レストランや食堂での食事も十分楽しむことができました。
②ピリ辛料理に手を出さないこと
これは言わずもがな、全てのUC患者の方が日々気をつけていることだと思います。
南国では防腐目的で味付けがスパイシーになる様で、レストランでメニューを開くと料理に唐辛子マーク🌶がちらほらと、、
庶民的な食堂では料理の写真とタイ語での料理名しか表示されていないことがほとんど、素材も調理の仕方も全く分かりません。
いちいち店員さんを呼んで、spicy? no spicy?と確認して料理を選びました。
その結果、ピリ辛メニューは「ほぼ」避けることができました。
そして日本人とタイ人ではspicyの基準が違うということも分かりました。。
無理だと思ったら注文したものを残す勇気も必要です。
③水道水を口にしないこと
基本的に日本以外どの国も水道水は飲めず、タイも同様です。
ペットボトルの水がコンビニで7〜9バーツ程度で買えるので、
飲み水としてはもちろん、うがいや歯磨きも買った水で済ませていました。
飲食店でコーラ等を注文すると、缶のコーラと氷の入ったグラスを渡されますが、
レストラン以外の場所ではこの氷も信用ならないと思い、直接缶から飲む様にしていました。
すでに容器に氷と飲み物が入った状態で渡されることもあり、その場合は諦めるしかありません。
なるべく氷が溶ける前に、と思い、氷入りのレッドソーダは一瞬で飲み干しました(不良患者)。
④こまめに虫除けをすること
お茶屋が現在、イムランとヒュミラ、2種類の免疫抑制剤を使用中で感染症にかかりやすいこともあり、
虫を経由しての病気の感染を防ぐ目的で日に2回虫除けスプレーを振りました。
東南アジアでは特に蚊を媒介する感染症が多くあり、
タイの雨季に当たる4〜10月は蚊の量が増えるため、対策が必要です。
デング熱・マラリア(http://www.forth.go.jp/destinations/country/thailand.html)あたりは感染したらシャレになりません。。
女性であればジカ熱(https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/2358-disease-based/sa/zika-fever/7169-zikara-11-170331.html)も対策が必要です。
あらかじめ日本で予防接種を受けようかとも思いましたが、
よほどジャングルなどに行かなければ、そこまで神経質にならなくていいと主治医から助言を受け虫除けに留めました。
観光先が都市部だったためか虫の気配もあまりなく、
心配しすぎたかな、という気もしました。
体調面で気をつけていたことは概ね以上ですが、
どんなに腹痛を予防していてもUC患者はトイレが近く、
また南国タイでは何かと水分を摂取しがちなので、
⚪︎トイレの場所を常に把握しておくこと
(駅やコンビニには客が使用できるトイレはなく、大型ショッピングセンターの中には必ずあります)
⚪︎英語・タイ語でトイレの場所を尋ねられる様にしておくこと
(英語が通じないタイ人も多くいます)
も必要だと感じました。
他の旅行者の方のブログを拝見すると、
最悪の場合には、20バーツ程度のチップを手渡して従業員用のトイレを借りるという裏技もある様です。
この様なことを意識しながら、寛解期のお茶屋は3泊4日で無事に初海外旅行をしてきました。
これまで海外経験のないお茶屋には、
外貨で買い物をすることも、
拙い英語でコミュニケーションを取ることも、
時には強引なタクシーの客引きも全て新鮮で、
海外の魅力にすっかりはまってしまいました。
再燃すると旅行は困難なので、また海外に行くという目標を、摂生するモチベーションに変えることが出来そうです。
タイ旅行での具体的な見所は、また別途記事にしたいと思います。
記事にするする詐欺が始まりつつあるので、ブログの更新も頑張ります。笑