無知がハッタリで生きる

ゆとり世代が趣味と公務員の仕事と持病について語るブログです。

【生活保護】保護費の計算

(内容は記事を執筆時のH29.7時点のもので、今後制度が変わる可能性があります。
特に基準額表は数年ごとに改定されています。)


生活保護憲法の25条に根拠があり、


「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

という条文に基づいて、最低限度の生活ができる金銭を国や自治体が面倒見てくれる制度です。


お金がない人のいわば最後の砦と言える制度ですが、

保護費でパチンコに行ったり、車に乗ったり、

比較的金銭に余裕がある様子の人が散見されることから、

是非が問われている制度でもあります。


数年前には、売れっ子お笑い芸人の母親が保護を受けていて批判されたり、

今年には自治体職員の着ているジャンパーに、保護に批判的な文言が書かれているなどで、ニュースになりました。


お茶屋は2年間生活保護の現場で働いたことの忘備録として、
また保護の制度に関心のある人もいるかと思いますので、
生活保護費の計算方法についてまとめて見ました。


生活保護費の額は生活保護法で決まっていて、基本的には

⚪︎居住地

⚪︎年齢

⚪︎家族構成、 で決まります。


ケースワーカーは常に持ち歩いている、
生活保護手帳という、B5サイズの分厚い本に、詳しく書かれているのですが、


その地域の物価などをもとに決められた全国6段階の「級地」(1級地-1〜3級地-2)ごとに、

また保護を受ける人の年齢ごとに8段階(0-2歳、3-5、6-11、12-19、20-40、41-59、60-69、70以上)で決められた食費の基準額(居宅基準1類)、

世帯の人数ごとに決められた光熱費の基準額(居宅基準2類)、

世帯の人数ごとに決められた逓減率、

から保護費を計算します。


例えば2級地-1の千葉県佐倉市で、72歳、68歳の人暮らし、持ち家住みの場合は、

(30580円(72歳1類)+35230円(68歳1類)

+45360円(2人世帯2類))× 0.885(逓減率)

=98480円(10円未満の端数を切り上げ)

これが最低生活費になります。

借家の場合は2級地2人世帯の基準額、49000円を上限に、実家賃が加算され、

98480円 + 49000円 = 147480円

が月額となります。

収入があればここから差し引きますが、何もなければこれが保護費として貰えます。


どうでしょうか?

思ったより多いでしょうか?


お茶屋はこれを知った時から、

真面目に働くことや、正しく年金を収めることに価値があるのか、と悶々としています。
(公務員がこんなことを言っていいのか分かりませんが)


まあ、

病気や障害は仕方ないですが、

お国の面倒にならず、自分で生活を回せるのが一番良いですね。


お茶屋もUCの病状次第で働けなくなる可能性もあるし、

重篤な副作用でUCより酷い状態になる可能性もあるので、

そして今も、難病で多額の医療費を免除してもらっている身なので

偉そうなことは言えませんが。。



この生活保護の現場で、2年間で様々な事件があったので、それはまた別の機会に記事にしたいと思います。