無知がハッタリで生きる

趣味と持病について語るブログです。

【潰瘍性大腸炎】プログラフのこと

免疫抑制剤のプログラフ(タクロリムス)についてです。


プログラフは入院1週間後から長期間使用していましたが、最終的に副作用(強い貧血)が出てしまい中止しました。


結果的に今は服用してませんが、私を寛解に導き退院させてくれた、いわば恩人でもあります(´ω`)

プログラフ1mg


薬価 750.30円/錠
0.5〜3錠/日
使用期間 H27.5-H28.3


イムラン同様、高ぶった免疫を制御することで炎症を抑えようというものです。

イムランの記事はこちら
【潰瘍性大腸炎】イムランの話 - 無知がハッタリで生きる


始める時、あまり長期化すると副作用が出やすくなるので”長くても3ヶ月まで”とおじいちゃん先生に言われました。


用量に微調整が必要なので、0.5mg〜1.5mgをさまよいながら朝晩1,2回服用しました。
入院中は毎朝6時に採血して血中のタクロリムス濃度を測定し、9時にその日の用量が告げられます。


開始から10日ほどかけて、絶妙な血中濃度を作ったにもかかわらず、炎症が治る気配はありません。

(この薬もダメか)、、と打ちのめされかけ、

レミケードを開始出来るまでのつなぎで、いわば惰性で飲んでいたら、開始から25日ほどで突然効果が現れました。


1日15回ほどの粘血便が7,8回まで減少し、最終的に出血はゼロに。

地方病院から都内の大学病院に転院した後も、若先生の元でプログラフを軸に治療を進め、再燃することはありませんでした。

血中濃度の管理が難しく、こまめに濃度の測定をする必要がある、とのことでしたが、
濃度の測定は6週間に1回ほど。。

気づかぬうちに濃度が上昇して副作用が出るのではないかと、内心ドキドキしていましたが、
採血だけに遠方から来させるのも、という病院の配慮だったようです。


使用から8ヶ月が経つ頃、軽い貧血を感じたタイミングでちょうど定期受診。

ヘモグロビンが11g/dlまで低下していました。

成人の基準値は12〜18g/dlなので、やや基準値割り、というところでしょうか。

副作用が疑われましたが、ちゃんと寛解が保てていたので、
また貧血も処置が必要なレベルではないので、プログラフは継続することに。
食事で鉄分を補うように、とのことでした。


そして貧血はジリジリ進行し、体はだるく、目眩が続き、しゃがんだら壁なしでは立ち上がれないレベル。

毎日がツライ(o_o)

2ヶ月後の定期受診時にはヘモグロビンは7g/dlまで低下していました。

流石に日常生活に支障をきたす、ということで、ここで服用中止。

このあとプログラフは服用してません。



プログラフを止めてからは、併用していたイムランだけでしばらく様子を見ていましたが、案の定再燃を果たし、また別の治療を探すことになります。


3ヶ月が目安と言われた中、10ヶ月使用を続け、
服用中は寛解を維持することができましたが、
最終的には強い貧血が出てしまい、中断という結末。


プログラフは最初に説明された時に、臓器移植に使う非常に強力な薬だと聞いており、内心
やだな
と思っていたけど、
貧血以外に重い副作用は出ず、結果的には良い効果を得られたと思います。

再燃期に入りました

一週ほど前から再燃の予兆があり、一昨日、3ヶ月ぶり3度目の再燃期に入りました。


8月入ったくらいから生活習慣が少し変わり、


3泊4日で行ったタイで未知の食材を食べ、

実家に帰って暴飲暴食し、

寒い中海に入り、

夏風邪を引き、

ミネラル系のサプリメントを飲み始め、

甘酒を飲み始め、

対照実験としてヤクルト400をやめ、

昼の弁当を量多くして、

風呂上がりにはスーパードライを、、、



心当たりが多すぎる。。


過去の燃焼時には腹痛と下血、食欲不振に貧血が主症状だったのですが、

今回は発熱と頭痛を伴う再燃。
初の症状でハラハラします。

現在、1日12回程度の下痢下血、粘血便で
体重は4日で1キロ減。

次の診察は10月の予定だったけど、色々懲りたので今週金曜日に受診して来ます。


それまで保って、私の身体!!

【潰瘍性大腸炎】イムランの話


今回はあくまでちゃんと、治療薬の話です(´∀`)



潰瘍性大腸炎は治療法が複数ある病気です。
私も薬の効果が落ちて寛解が保てなくなると別の薬へ、「はしご」して来ました。


ただ、主治医から新しい薬を紹介される度に


この薬で症状は良くなるのか、とか

どんな副作用があるのか、とか

「重篤な副作用」は、どのくらいの割合で起こるのか


色々と気になることがあり、
使用している人のナマの声を聞きたくなるのですが、

(同じ薬を使用している人を見つけると安心するんですよね。
その人が副作用なく服薬していると、安心感が増します)


薬を検索すると製薬会社のサイトばかり表示され、

実際に使用している人の情報はあまり多くありませんでした。


なのでブログの中で、自分が実際に使った薬の効能や感じたこと記録にしたいと思っていました。


今回は私が使っている薬で、主治医に勧められたときに
やだな
と思った、イムランのことを書きたいと思います。

イムラン50mg


薬価 139.9円/錠
0.5〜2錠/日
使用期間 H27.8〜現在まで



入院生活
【潰瘍性大腸炎】入院生活の話① - 無知がハッタリで生きる
【潰瘍性大腸炎】入院生活の話② - 無知がハッタリで生きる
から脱却して2週間後の通院時、血液検査をしたところ白血球数が増加しており

それまでのプログラフ&ペンタサでは再び再燃するだろう、とのことで

プログラフ同様、白血球を減らして免疫を落とす目的で処方された薬です。


紹介されたとき、直感で、これはあかんやつ、と思いました。。

イムランで起こりうる主な副作用が、以下の様なものだからです。

重篤なもの

その他のもの


間質性肺炎は、「肺炎」とは全く別物で、大変な猛威を振るう疾患です。
一説には10年生存率10%と聞きます。。
(イムランの副作用で起こるのは、かなりのレアケースだそうですが)


脱毛は命をとられるわけではありませんが、精神的なダメージは大きそうです。。

医師からは、髪の量は、3ヶ月で半分くらいになると思う、と言われました。

髪型に強いこだわりはありませんが、一応20代。
まだ薄毛にはなりたくありません。


また、イムランの服用は胎児にリンパ球の催奇性をもつ、との報告もあり、
当時同い年の恋人がいて、将来的に子どもが欲しいと思っていたため、服薬が枷になることは間違いありませんでした。


そのような理由からイムランは全力で回避したかったのですが、
体調には変えられない、
絶対に使用した方が良い、
と宥められ泣く泣く服用開始。


50mg錠を半分に割ったものを1日1回から服用開始しました。


服用3日目から吐き気が始まり、朝から晩までグロッキー状態が続きます。
実際に嘔吐することはありませんでしたが、
仕事に復帰していた頃だったので毎日出勤するのがつらく、体重もゾリゾリ削がれていきました。


毎日吐き気が続くというのは大きな絶望をもたらします。。


また指先の皮膚が弱くなったのか、手指の第一関節が痛痒くなり、
レンジにかけたコップなど、熱いものが持てなくなりました。


服薬から3週間後に再度通院するも、白血球の数は微減〜ほぼ変わりなし。

翌日から50mg錠を半分に割ったものを1日2錠服用することになりました。

毎日が吐き気との闘いです。。

そしていつ禿げ上がるのか気が気ではありません。。



しかしそこから2週間後の診察でイムランの量が更に倍になっても、
もともと毛量の多いお茶屋の髪はフサフサで減る気配はなく、

さらに1ヶ月経つ頃には吐き気も段々と収まり、

一番最後まで残った「熱いものが持てない」副作用も3ヶ月経つ頃には忘れていました。


免疫の低下で感染症にかかりやすくなる、と聞いていましたが、風邪やインフルエンザにかかることも無く、
満員電車でマスクをするだけで、それほど不自由なく過ごせました。


服用開始から2月経つ頃には、白血球数も3000/μL(成人の正常値のほぼ下限)まで下がりました。


お茶屋はこれまでの治療で、出ると言われている副作用に色々当たり、

イムランでも当たりを引くのではとびくびくしていましたが、


今までのところ、
大きな副作用は現れないまま
狙った効果(白血球の減少)を得ることが出来、ほっとしています。


ただ、
イムランを開始したのは寛解を迎えていた時で、
イムラン開始後も寛解であることに変わりはなく、
つらい思いをした割に(タイミング的に)効果をあまり実感出来ず、本当に服薬の必要があったのかよく分かりません。。


治療薬の副作用の説明は、万が一副作用が出た時にすぐ気付けるようにかなりオーバーに書いてありますが、

そこまで心配しなくて良いのではないかと感じています。


今後子どもを望む時にはイムランの服用をやめ、別の治療を探すことになりますが、

それまではイムランを継続することになるのでしょう。。

タイの話②


3日目の8月6日

バンコクといえばチャオプラヤ川が作った都市
水路を使っての市場が栄えていたことがあり、今でも観光名所として残っている水上マーケットがあります。

ということで、週末限定で開いているタリンチャン水上マーケットへ

やはりバンコク中心部、サイアムスクエア前からバスに乗ること40分。

色々な方のブログやガイドを見ると、下車場所の目印は「T字路」とのこと。

そんなの目印になるかーい、と思いながらバスに揺られていると、確かにT字路が、、
あわててピンポンを押しました。

問題のT字路。マーケットは背中側です。


下車して歩くこと30秒、屋根付きのマーケットに潜入しました。

これは水上でなく普通のマーケットでは?と思って歩いていると、ちゃんと水上要素も出て来ました。

しかし水上、と言うよりほとんど川べりにあるマーケットで、
船に乗ってお土産ものを物色したい方には他のマーケットをオススメします。

商品を眺めるだけで何も買わない観光客にも、ちゃんと笑いかけてくれます。
さすが微笑みの国、タイ。素敵です。


ドリアンを売る露店。結構臭います。



この写真だけなら文句なしに水上マーケット



タリンチャンを出た後は、中華料理店のソンブーンシーフードへ

この店発祥の料理に、プーパッポンカリー(カニのカレー炒め)というものがあります。


Mサイズ 580バーツ(だったと記憶)

昔テレビで、国際線のCAの方が「世界各国で食べた料理の中で一番おいしかった」と評していたのを見て、
いつか食べて見たいと夢見ていました。


カニを甲羅ごと、卵でやわらかく包んだもので、味付けも優しい甘さ。非常においしい!
スパイスは弱く、お腹よわい人にも安心です。

ただね、身を取り出すのに手が油まみれになります。カニだものね。。
どうやって食べるのが正しいんでしょう。。

でも1つ夢が叶ったので満足です。。


一緒に注文した「川エビの黒胡椒炒め」はピリ辛の味付けで、あまり食べられませんでした。

店員さん、
ノースパイシーって言ってたじゃん(T-T)

丁寧に接客して貰ったので、100バーツのチップを置いて行きました。


ソンブーンを出た後は、ROUTE66という若者が集まるクラブに潜入しましたが、言葉の壁とアゲアゲなノリに撃沈。。
ミュージックが大音量すぎてコミュニケーションが成立しないのです。
テンションの振り切れ方も、日本とは違います。


普通のバーでシンを飲みながら会話を楽しむ方が向いている様でした。



最終日の8月7日は11時の飛行機に乗るために素早く起床。
来た時の逆のルートで空港へ。

空港で時間があったのでレストランに入り、
そういえばパッタイを食べてないなぁと思い至り注文。

甘く味付けた弾力ある平麺に、ナッツとニラ、もやしがあえてあり、最後の南国の味を満喫しました。

そして搭乗したエアアジアも遅滞なく出発し、20時に成田空港に到着。
途中機内食を注文するも「品切れ」で何も食べられないトラブルがありましたが、快適な空の旅でした。

こうして3泊4日のタイ旅行を無事に終えて来ました。

総括

見て来たタイは、発展途上国のエネルギッシュさと、
南国特有の穏やかさとが混ざった不思議な国でした。


首都バンコクは、高層ビルや大型ショッピングセンターの並ぶ大都市で、
伊勢丹の様な高品質のデパートがあるかと思えば、
店員さんは客そっちのけでスマホに夢中になっていたり
また空港の検疫所の職員等もお喋りに没頭して仕事をしていなかったり、

せかせか働く日本と逆の生き方で、

欲望に忠実、と言うか

都市型スローライフ、とでも言えばいいのか
こういう社会はストレスなく暮らせるんだろうなと、考えたりしました。


また街中いたるところに設置された、去年10月に亡くなった故プーミポン前国王を悼む祭壇には、今でも手を合わせる人が散見され、
王宮にも暑い中、喪に服した参列者が沢山いて、
のんびりした空気の中でも、大切なことは忘れていない素敵な国でした。


以上、初タイ・初海外旅行の記録でした。
息が詰まったら、また55000円下ろしてタイに行って来ます。

機体から見下ろすチャオプラヤー川

タイの話①

8月4〜7日にかけてタイの首都、バンコクに行って来ました。

タイは比較的入国が簡単で、観光目的の短期滞在であればビザも必要ないので(60日以内に帰国するための航空券が必要です)、

航空券とホテルとポケットWi-Fiだけ予約して気軽に行けました。


大手の航空会社を使用すれば羽田から飛行機が出ますが、
LCCで航空券代を節約した結果、成田発となりました。


ちなみに航空券は、2人分で、往復約90000円

ホテルはバンコク市内の観光客向け、2人×3泊
で16000円

ポケットwifiは3日で4000円

一人当たり55000円という格安(?)プランで行ってきました。



住んでいる地方都市を早朝に出発し、

成田空港でポケットwifiを受け取り、

手荷物検査を受けて、スクートの黄色い機体に搭乗

(写真を撮り忘れたのでネットで拾った画像です)

LCCなのであまり期待をしなかったけど、機内は綺麗でアテンダントもしっかりした印象です。

レガシーキャリアとの違いは、
⚪︎機内食が別料金
⚪︎映画やオーディオサービスがない
⚪︎座席がやや狭い
⚪︎受託荷物が別料金

という点です。


お茶屋はいずれも大した問題じゃなかったですが、

行きのスクートは、キャリーバッグとリュック合わせて10キロまで機内に持ち込めたのに対し、

帰りのエアアジアは、合わせて7キロまでしか持ち込めず、

キャリーバッグを4000円の別料金で受託する必要がありました。


少し観光先の話を



初日、8月4日はほぼ移動に費やしました。

バンコクのドンムアン国際空港から、鉄道駅のあるモーチットまでバスで、モーチットからはバンコクスカイトレインBTS)で移動します。

バスは運転手1人、集金係1人がタッグを組んでいて、乗り込むとすかさず現れる集金係のお姉さんから切符を買う、というシステム。
乗車時間は20分、料金は30バーツ(90円)でした。

タイは紙幣、貨幣の種類が豊富で、下から

1、2、5、10バーツ貨幣と、20、50、100、500、1000バーツ紙幣があります。(パーツの下にサタンという補助貨幣があるようですが、今回の旅では見かけませんでした。)

1000バーツほどの高額貨幣になり、バスや土産物屋ではお釣りが出せないと言われるので、こまめに崩しておくことが必要です。
お茶屋はこの時100バーツ札を出して、苦笑いされました。

ホテルに着いた後は、近所のショッピングセンターなどで食事と買い物を。
バンコクはなかなか大きな都市で、名古屋や札幌に劣らない印象です。

名探偵コナンの最新作を上映していたのも印象的でした。


この日は23時頃就寝。



翌日8月5日は朝早く起き、バンコクの名所、ワットポー・王宮等を観光

ワットポーの金キラに光る寝釈迦様は、テレビで見たことがある人も多いかもしれません

高さ15m、全長46mの実物はかなりの迫力があり、カメラを引いても全体が写りきれません。

そしてこの表情です。

不敵な笑み、と言ったら失礼でしょうか、
日本の仏像にはあまり見ない余裕の表情で、
タイ人の国民性なのか、上座部仏教の性格なのか分かりませんが、強く印象に残りました。(単に角度の問題かもしれません。)


続いて王宮


入場料500バーツ(1500円超)かかったけれど、観光客が多すぎて熱気もすごく、敷地内に建物も多すぎてあまりゆっくりは見られませんでした。


王宮を出て北に10分、
世界中のバックパッカーが集まるというカオサン通り

活気があり、Tシャツやスニーカーなど通り一面で路上販売されていて、でも何か怪しい雰囲気のある通り…

パチモノのTシャツを売ってるおじさんと値段交渉をしてまけてもらったり、

1時間250バーツで古式マッサージを受けたり、

50バーツで山盛りのココナッツアイスを食べたり、

安く遊べて色々な人とコミュニケーションが取れるので、今回の旅で一番おもしろい場所でした(´∀`)

夜には音楽に合わせ路上で皆踊り狂うのだとか、、

これからバンコクを訪れる人にはぜひオススメします。


その後、中心街から北へ20キロのボクシングスタジアムでムエタイ観戦。
渋滞都市ながら良心的なタクシーにめぐり合い、200バーツ50分で到着!

迫力あるムエタイの試合と、


ムエタイ賭博をする地元の方たち

膝が入るたびに熱い声援が飛びます。

地元の方々の熱気がすごく、私たち観光客は尻込みしていました。。

でも生で観戦する格闘技はやはり迫力があり、見に行った甲斐がありました。



〜タイの話②に続きます〜

潰瘍性大腸炎だけど海外旅行してきました

8月3日から3泊4日でタイのバンコクに旅行して来ました。

お茶屋は国内旅行は好きでしたが、海外への関心は薄く、
今まで一度も日本を出たことがなかったのですが、
半年ほど前から旅行好きの友達の話や旅系youtuberの動画を見聞きしているうちに、
言語の通じない・文化の違う環境に憧れを持つかようになりました。


ちなみによく見ている旅系youtuberは、ジョーブログさん。
https://m.youtube.com/playlist?list=PLdfjtOZHSuVvhg-h7SU_y5tHvtisAuFXE

最近はボクシング色が強いですが、南米縦断動画などは旅への意欲を駆り立てます。




しかしお茶屋はUC患者。強靭な胃腸を持つyoutuberとは違います。


ただでさえ頻繁に腹痛があるのに、異国で生活できるのか。。


しかし、現在よりも体調が悪くなる可能性は今後大いにあります。

今も毎日腹痛はありますが、一応(?)寛解状態。

現在トイレの回数は日に5回程度なので、絶対無理、というほどではないです。

つまり行くなら今がベストじゃないか、と思い、初めてパスポートを取得して旅立つに至りました。

今回はUC患者視点で、海外旅行に行くにあたり気をつけたことを記事にしてみたいと思います。

ちなみに同じく初海外の、高校時代から友人との2人旅です。


UC患者と、UCでないけどお腹弱めの2人旅にあたり、特に気をつけたことは4点です。


①屋台の食べ物に手を出さないこと


(水上マーケット沿いの屋台)


タイの街並みには多数の屋台が出ていて、美味しそうなパッタイやつくね(的なもの)が20バーツ(≒64円)程度から買うことが出来ます。
物価の安いタイではこれを3つも食べれば食事としては十分です。

歩いていると屋台からいい匂いが漂ってくるのですが、
タイの屋台では加熱が甘いことや長時間常温で放置することがあるため、衛生的によろしくありません。

お腹弱いチームの私たちでは当たればイチコロです。。

なので屋台では、冷たい飲み物と、明らかに十分加熱しているもの、沸騰してるもの、以外は手を出さない様に決めていました。

屋台の食べ歩きも楽しみ方の1つですが、レストランや食堂での食事も十分楽しむことができました。


②ピリ辛料理に手を出さないこと


(レストランのカニカレーと川エビ炒め)

これは言わずもがな、全てのUC患者の方が日々気をつけていることだと思います。

南国では防腐目的で味付けがスパイシーになる様で、レストランでメニューを開くと料理に唐辛子マーク🌶がちらほらと、、

庶民的な食堂では料理の写真とタイ語での料理名しか表示されていないことがほとんど、素材も調理の仕方も全く分かりません。

いちいち店員さんを呼んで、spicy? no spicy?と確認して料理を選びました。

その結果、ピリ辛メニューは「ほぼ」避けることができました。

そして日本人とタイ人ではspicyの基準が違うということも分かりました。。

無理だと思ったら注文したものを残す勇気も必要です。


③水道水を口にしないこと

基本的に日本以外どの国も水道水は飲めず、タイも同様です。

ペットボトルの水がコンビニで7〜9バーツ程度で買えるので、

飲み水としてはもちろん、うがいや歯磨きも買った水で済ませていました。

飲食店でコーラ等を注文すると、缶のコーラと氷の入ったグラスを渡されますが、

レストラン以外の場所ではこの氷も信用ならないと思い、直接缶から飲む様にしていました。

すでに容器に氷と飲み物が入った状態で渡されることもあり、その場合は諦めるしかありません。

なるべく氷が溶ける前に、と思い、氷入りのレッドソーダは一瞬で飲み干しました(不良患者)。



④こまめに虫除けをすること

お茶屋が現在、イムランとヒュミラ、2種類の免疫抑制剤を使用中で感染症にかかりやすいこともあり、

虫を経由しての病気の感染を防ぐ目的で日に2回虫除けスプレーを振りました。

東南アジアでは特に蚊を媒介する感染症が多くあり、
タイの雨季に当たる4〜10月は蚊の量が増えるため、対策が必要です。

デング熱マラリアhttp://www.forth.go.jp/destinations/country/thailand.html)あたりは感染したらシャレになりません。。

女性であればジカ熱(https://www.niid.go.jp/niid/ja/id/2358-disease-based/sa/zika-fever/7169-zikara-11-170331.html)も対策が必要です。

あらかじめ日本で予防接種を受けようかとも思いましたが、

よほどジャングルなどに行かなければ、そこまで神経質にならなくていいと主治医から助言を受け虫除けに留めました。

観光先が都市部だったためか虫の気配もあまりなく、
心配しすぎたかな、という気もしました。




体調面で気をつけていたことは概ね以上ですが、
どんなに腹痛を予防していてもUC患者はトイレが近く、
また南国タイでは何かと水分を摂取しがちなので、

⚪︎トイレの場所を常に把握しておくこと

(駅やコンビニには客が使用できるトイレはなく、大型ショッピングセンターの中には必ずあります)

⚪︎英語・タイ語でトイレの場所を尋ねられる様にしておくこと

(英語が通じないタイ人も多くいます)

も必要だと感じました。


他の旅行者の方のブログを拝見すると、
最悪の場合には、20バーツ程度のチップを手渡して従業員用のトイレを借りるという裏技もある様です。

この様なことを意識しながら、寛解期のお茶屋は3泊4日で無事に初海外旅行をしてきました。



これまで海外経験のないお茶屋には、

外貨で買い物をすることも、

拙い英語でコミュニケーションを取ることも、

時には強引なタクシーの客引きも全て新鮮で、

海外の魅力にすっかりはまってしまいました。


再燃すると旅行は困難なので、また海外に行くという目標を、摂生するモチベーションに変えることが出来そうです。



タイ旅行での具体的な見所は、また別途記事にしたいと思います。

記事にするする詐欺が始まりつつあるので、ブログの更新も頑張ります。笑

【潰瘍性大腸炎】入院生活の話②

地方の総合病院からUCやクローン病の専門医がいる大学病院へ転院したお茶屋。

最初の病院での生活はこちらの記事をご覧ください。
http://mikkabouzu.hatenadiary.com/entry/2017/08/03/001454


転院先の病棟はスカイツリーが遠くに見える優れたロケーションでしたが、病室内にトイレがないので少しスリリングでした。


眺望良好


あと毎日病棟内に、
「病室内での窃盗が多発しているのでご注意ください」とのアナウンスが流れ、
都会って怖い、と思わざるを得ませんでした。。
お茶屋は財布とスマホ3DSが貴重品に当たりますが、
個人個人に用意されたセキュリティボックスにギリギリ全て入りきらず、
盗られないかと毎日ドキドキしていました。。


さて、
新しい主治医はにこにこした若い先生(30半ば)で、主治医が変われば治療の方針も変わります。

おじいちゃん先生は、炎症が完全に治まるまで食上げ(三分がゆ→五分がゆ→全がゆ)しない方針でしたが、
若先生はある程度治れば通常食に戻す方針で、
転院したその日に三分がゆへ、
翌日には点滴栄養をやめて五分がゆに、さらに3日後には全がゆへと一気に食上げしました。


食欲が湧きます


そんな急に上げて大丈夫かと心配しましたが
専門医の言うことだし、なにせ味付けが美味しいのでしっかり食べていたら、


なんと体のだるさや気持ち悪さが治り、腹痛や下血の頻度も少なくなったのです。


若先生によると、同じだけの栄養でも点滴で取るのと食事で取るのとでは回復に雲泥の差があって、
食事を取れるようになったなら、ぱっぱと食上げした方が治りも早いのだそうです。

2ヶ月間差しっぱなしで、菌の温床となっていたCVも、経口栄養が取れるため不要と診断され、転院5日目に取り外すことが出来ました。


元気になってきたお茶屋は、
病院の売店で食べれそうなもの(ヨーグルト、ビスコ、たまごボーロなど)を買い食いしたりしていましたが、
食べられるなら、とむしろ推奨されました。



地方病院での治療は
いったい何だったのでしょう。。


この病院では特に事件もなく、
前の病院で食べられなかった通常食を食べ、
前の病院で禁止されていた、シャワーも浴びることができました。


大学病院に移ってから体調は目に見えて回復し、
転院から12日目、入院開始から実に75日目に一応寛解状態との診断で退院することができました。


今平和な生活を送れるのも大学病院に転院して治療方針を変えたからだと思っています。(地方病院で治療を続けていたら今ごろ大腸全摘、人工肛門になっていたかも知れません。)


退院後2週間程度実家で療養し、
その後1週間の自宅療養を経て、無事に職場復帰も果たしました。

地方住みのお茶屋ですが、現在もこの大学病院に面倒を見ていただいています。

専門医とそうでない医師とで腕の差は歴然で、
重症であるほど早く専門医にかかることが重要だと痛感した出来事でした。